出口小論文講義の実況中継―大学入試 (3)価格: 1,050円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 この本はもちろん小論文対策でハイレベルな 問題を通して実戦的なアドバイスがなされていて 優れた本ですが、それ以上に出口先生が受験生に 対してどういう人生を送っていくかについてささやかに 書かれています。詳しくは本書を読んでもらうにして 私はこの本のおかげで大学に入ってももっと本を読もう と思いました。 出口先生は博士課程を終えられた研究者でもあるので 本当に大学でどのように学問を修めるべきかが書かれている 貴重な1冊です。 |
入門・論文の書き方 (PHP新書 (074))価格: 693円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 私は現在修士論文を執筆中の身であり、何らかの示唆を得られないかと思って本書を手にしました。
一読して、目からうろこが出る思いでした。
いくつか、有益と思われる点を列挙します。
・「最初のテーマはぼんやりとしたものでいい」
筆者は、問題と格闘する中でテーマが鮮明になっていくのだ、とおっしゃいます。私は、論文執筆前に研究計画の作成にやや神経質になっていたところがありました。しかし、研究の過程で新たな発見があるのであって、最初から完璧にデザインされた通りの研究など無意味な営みでしょう。当たり前のことですが、改めて気付かされました。
・「 |
小論文入門―10日で小論文の基礎完成 (河合塾シリーズ)価格: 735円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 13日間であれば「10日間」に相当するだろう。毎晩、コツコツ、解説を読み、あるいは課題に取り組んだ。解説は生き生きとして、ライヴ感たっぷり。入試問題としての小論文の書き方がつかめた。
提示された問題文を読んで、問いに答えて論述するのは、記述式の問題の延長だったんだ。ただ、記述式は問題文の理解のみが求められているのに対して、小論文は自分の意見でまとめなければならない。どうすれば自分の意見が問題文に対応して出せるか、ここが一番肝心なわけだが、有名な「小論文はYES,NOから始める」という法則への批判があり、新たな方法が提案されている。これがわたしには最大の収穫であった。
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小論文の書き方 (文春新書)価格: 924円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 作家・猪瀬直樹氏が自身の時評コラムから厳選した80編ほどを紹介した小論文集。
「いかにして事実に迫り、変化を読み取るのか」と帯の紹介文にあるように、世間の事象を漫然と受け流すのではなく、素材、仮説、そして発想の持ち方によって、抽象的ではない説得力のある文を書け、と著者は主張する。
文章の書き方のテクニックを説明する入門書のようなものではないので、「小論文の書き方」という題名にだけ反応して読んではいけないが、このような骨太の文章を一冊の本の中で集中的に読むと、表現本能を刺激される。今から5年前の出版なので、ブログは未だ普及していない時代の本で |
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看護・医療系受験生の小論文 (看護・医療系受験シリーズ)価格: 1,050円 レビュー評価:2.0 レビュー数:1 看護大学の小論文対策用に購入しました。
読解型の問題が豊富で、英文読解型やグラフ分析型などさまざまな傾向の問題が載っています。題材も豊富で、量としては満足です。
また30字程度で答える問題から200字、800字の小論文問題までバリエーション豊かです。
しかし、模範解答が一つ載ってあるだけで解説が不十分な気がしました。
またこの本の悪い点は「下線部this conditionとは何か」など下線部について答える全ての問題において、読解本文に下線部が引いてありません。
長い英文中からthis condition |
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